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鹿児島知覧紅茶

地方の名産品を使って町おこしをしているところは数多くなっています。

日本茶を名産としている地方で今、全国的に新たな取り組みが進められています。

全国的な緑茶、煎茶離れが影響しています。

緑茶と同じ茶葉を発酵させることによってできる国産紅茶の生産が始まっています。

日本有数の緑茶どころで知られる鹿児島県の茶畑からも「鹿児島県産紅茶」の生産が始まっています。

県南部の枕崎市は、日本産紅茶の発祥の地ともいわれています。

現在、鹿児島県は静岡県に次いで日本第2位のお茶どころです。

県南部の知覧町で主に生産されている紅茶が「鹿児島知覧紅茶です」

年間を通じて温暖な気候、日中と夜間の寒暖の差が大きい環境が、香り高い茶葉を育てています。

また、桜島からの火山灰土壌により水はけがよく肥料コントロールがしやすい土地になっています。

そのため、有機栽培で旨いお茶ができやすい特徴も持っています。

「鹿児島知覧紅茶」は、無農薬で育てた紅茶を発酵させることによって生産しています。

その知覧紅茶の足がかりになったのは、隣接する枕崎市だと言われています。

かつて生産していた「枕崎紅茶」は、もともと全国茶品評会において産地賞を連続してとっていた紅茶でした。

しかし、紅茶の輸入自由化により国産紅茶が希少になった時期がありました。

その影響を受けて枕崎紅茶も生産中止となり、商品また生産技術が消滅しようとしていました。

しかし2002年に「枕崎紅茶研究会」を設立したことにより、隣接していた知覧町の緑茶葉を利用して紅茶生産が再開しました。

それが「鹿児島知覧紅茶」として現在、全国的に知られています。

そして、紅茶専用品種として誕生した「べにひかり」は、ごくわずかしか植えられていない希少価値の高い品種として 登録されています。

特徴としては、渋みが少なくまろやかな紅茶になっています。

また、余分な後味が残らないので飲みやすい紅茶だといわれています。

そして薩摩英国館が生産した紅茶「夢ふうき」が、英国ロンドンで行われた「グレート・テイスト・アワーズ」で金賞を受賞しました。

海外から認められた紅茶で、国内全域に向けて地元をアピールしています。