通信教育口コミ評判

通信教育口コミ評判

高齢期のメンタル心理

高齢期と言うのは、75歳~85歳と言われています。

平均寿命が延びたこともあって現在、前期高齢者と後期高齢者と分けられているとも言われています。

しかし現実問題として、65歳で寝たきりの人もいれば、80歳を超えても現役で仕事をしている人もおられます。

高齢期には、個人に及ぼす加齢の影響が大きいと言われています。

これも特徴の一つです。

この時期には、社会的な役割の喪失が大きな影響を与えると言われています。

定年退職なども「自分が歩いてきた、これまでの唯一の人生」として受け入れ、迫りくる死さえも恐れることなく受け入れていくことが重要なことだと言います。

この時期、「なぜ死ぬのか」「死にたくない」と絶望の淵をいつまでも、さまよっているのは、無意味です。

それを受け入れていく努力が大切です。

「これまでどう生きてきたか」よりも「今ここで、どう生きているのか」のほうが重要だと言われています。

年は取るものではなく、寄ってくるものだと言う考え方もあります。

この言葉の意味は、年を取っていくと言う事実に逆らえないから、いかに今を生きていくかと言うことです。

高齢者の方たちの課題として「老い」を受け入れていくと言うことがありますす。

高齢者の特徴として「頑固」「融通が利かない」「話がくどい」など様々な問題があげられますが、これは高齢者特有のものではなく実際頑固な子供もいれば、融通が利かない青年もいます。

話がくどい大人もいるだろし、高齢者は一般的に、こんなイメージを持たれやすいと思います。

経済的に恵まれた人で周りから見れば何不自由なしに老後を送っている人でも、主観的に見れば不幸であると感じている人もいるだろうし、寝たきりで経済的に恵まれない人であっても今が一番幸せと感じていると言う事実です。

生きがいや満足感にしても、自分がどう感じているかという視点から考えることが大切です。

高齢期を適応的に生きていくためには、いかに生活の質、人生の質を上げていくかが、今後のカギのような気がします。