近年あらゆる物が小型化しました。コンピューター、電卓、携帯電話、そして今では車まで小型化しつつあります。
こんな風に、製品が小さくなると必然的に部品も小さく複雑になります。
そこで、活躍するのが「CAD(コンピューター利用設計システム)」です。
これで立体的な設計をし、それをまた、コンピューターで製作します。
現代の小型化の技術の元になるのが「基盤」で、分かりやすく言えば、板の上に配線を張り巡らした物と言ったら良いでしょうか。
以前はこの技術がなかったため、大きな物では高価になっていました。
しかし今や、電卓が100円ショップで販売されている時代です。一昔前までは、とても考えられませんでした。
しかし、「CAD」や「3Dプリンター」などのテクノロジーの進化により、今では複雑な物や極小な物が容易出来るようになったのです。
本当に世の中、大変便利になりましたね。分からないことがあると、パソコンのインターネットで調べればほとんどの物は解決します。
私の若い頃は、図書館に行き本を何冊も引っ張り出して調べたものです。また、便利な物といえば携帯電話ですね。
電話帳やメモを持ち歩く事も必要がなくなりました。そして、携帯電話は随分小さくなり、本当の意味で携帯が楽になりました。
発売された当初の携帯電話と言ったら、肩から掛けるような大きな物でした。今の若い人には信じられないでしょう・・・。
通勤や通学時間帯の電車では、乗客の3分の1位の人が携帯やスマートホンの操作をしているのを目にします。
小さくて便利な携帯に慣れ親しんだ今では、それがない世の中は考えられないでしょう。本当に便利な世の中になったものです。
確かにいろいろな物が進化を遂げるのは大変良い事です。
しかし反面では、こう言った物に頼りすぎて、自分で考えなくなる事が懸念されるといわれています。
人間の脳が退化しないように、たとえ便利な物であっても、あくまでも道具として見るべきではないでしょうか。