「あんなに上手くいっていたのに、まさか、自分が失恋するなんて・・・」本当に大切に思っていた恋人との別れに直面すると、悲しみや怒りの感情がないまぜになって、メンタルも頭も混乱してしまうことでしょう。
失恋は、人生の中で経験する感情的、精神的な痛みの中でもかなり大きな部類に入ります。男性であっても女性であってもそれは変わらないでしょう。恋人との時間は、自分の生活のほとんど全てだったと感じていたかもしれません。
その場合、今まで楽しく過ごしていた毎日が全く変わってしまい、大切なものを失ってしまったことが日々感じられて、本当につらく悲しい時間が流れるかもしれません。
時間が経てば痛みは軽くなるかもしれませんが、それまでの間に自分がどんな考え方や行動の仕方をするかによって、失恋の傷が綺麗に癒えるか、反対にいつまでも傷み続けるかが変わってきます。
自分の思いのスイッチを切り替えるために、泣けるだけ泣いてみることができるでしょう。男性であっても、恥ずかしいなどと思わず、つらい気持ちを押し殺さずに泣いてみることをおすすめします。そのうちに心が少しスッキリするでしょう。
何もする気が起きないかもしれませんが、無理にでも予定を入れて、家に一人でじっとしていることがないように心がけましょう。一人でぼーっと過ごしていると、楽しかった恋人との日々が思い出されてますますつらくなったり、恋愛が続いていたらどうなっていただろう、といった妄想が膨らんで来たりするので、ぜひ気をつけてください。
また、「さっさと次の恋を見つけてこの傷を癒そう」という発想はかなり危険です。メンタルが通常とは違う状態なので、正しい判断や決定ができなくなっている可能性が高いからです。
普段なら惹かれるわけもない人がとても魅力的に見えたり、ちょっとした優しい言動を誤解して、既に恋人がいる人や既婚者に心惹かれたりしてしまうと、傷を癒すどころかさらにつらい状況になり得ます。ぜひ冷静になって、失恋から立ち直るための極意を試してみてください。
