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青年期のメンタル心理

青年期と言われるのは、21歳~23歳のことです。

感覚、知性、感情のすべてで劇的な変化と同時に自己(アイデンティティ―)が確立し始めて、社会との接触が始まります。

自分は人間として生まれてきて何ができるのか?もっと言えば、なぜ人間として生まれてきたのか?と考えるようになります。

「生きるとは何か?」「死ぬとは何か?」「男とは?」「女とは?」「男らしさとは?」「女らしさとは?」を悩むようになります。

そして大きな特徴は、性への目覚めです。この時期は、社会的人間の基礎が完成する時期でもあります。

この時期を一般的に「思春期」と言います。「思春期」には、不愉快、不安、反抗、乱暴などの感情が現れると言われています。

感受性が著しく高まり気分が不安定になり興奮しやすくなります。これが「反抗期」と呼ばれている時期です。

その一方で、異性に対する愛にも目覚め、はつらつとした満足感に、生命の躍動感、自由と言う感情が湧いてきます。

青年期の一般的な特徴はと言うと

① 身体的には大人でも、知能、情緒、社会的には、まだまだ成熟していない。

② 自我の発見。

③ なにものにも侵されない自分自身の領域を持ちたいと言う欲求。

④ 知性が高まり道徳、宗教、芸術などの文化領域への積極的な関与。

⑤ 内面に不安、動揺を抱き、緊張や興奮などの状態。

⑥ 将来や未来に希望を持っている。

と言うような特徴が言われています。

近頃言われていることは、思春期や反抗期が進み低年齢化していることが言われています。

反面、成熟の不調和(身体的には大人でも心は、まだ成熟していないこと)も言われています。

青年期になすべきことをまとめると

① 同世代の男女の友人と新しい人間関係を結ぶ。

② 社会的役割を身につける。

③ 自分の身体的特徴を受け入れ、身体を有効に使う。

④ 両親や他の大人から情緒的に独立する。

⑤ 結婚と家庭生活の準備をする。

⑥ 就職につく準備をする。

⑦ 社会人として責任ある行動をとる。

といった感じになります。

青年期のメンタル心理として、社会の一員としての責任の獲得が求められています。