通信教育口コミ評判

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空間デザインの前に片付けを

空間デザインは日常生活にも応用できます。部屋を広く見せたり、温かみのある印象を作ることができるのです。しかし、空間を活かす前に片付けをしなければなりません。余計なものが多いと、空間デザインの邪魔になるからです。

 

テレビ番組などで部屋を片付けられない人の自宅が映されて、ゴミ屋敷と揶揄されていますが、これほどではないまでも整理整頓できているとは言い難い状況の方がいると思います。一見綺麗に見えても、タンスのヘリや障子の桟などにホコリが詰まっていたり、クローゼットや押入れを開けたらゴミといらないもの(ガラクタ)だらけだったりします。

 

ゴミは順番に捨てていけばいいですが、部屋が物で溢れている場合、状況はより深刻です。理由は簡単です。部屋が汚い原因がゴミの蓄積なら、こまめに正しく捨てる習慣をつければ綺麗になります。ところが、物が溢れているということは、何がいらないもの(ゴミ)で何が必要なのか自分で区別できないからです。

 

ある程度片付けができている人でも、片付けに苦手意識を持っている人がいますよね。収納を開けて片付けを始めると、どこからか、思い出の品や文集などが出てきて懐かしいと思って読んでいたらとんでもない時間が経ってしまう。あるいは、捨てるか迷った挙げ句、ここ数年着ていない服を何かあった時に着るだろうと思い、結局捨てられない。なんてことあるでしょう。

 

1年以内に出したり、使ったりしていないものは、ほとんど処分するものだと思ってください。いつか使うだろうと考えて何年も経ってしまうということは、それが必要ないことを意味しています。もちろん、どうしても捨てられない品や思い出が詰まったものもあるでしょう。その場合は、段ボール一箱に入る分だけなど、とっておける量を制限します。物が溢れていると空間デザインどころではなく、新しいものを買っても置く場所がありません。溜め込んでいたものやいらない物を捨てると部屋が広くなりますし、収納スペースも生まれてきます。気持ちの上でもすっきりし、新たに頑張ろうという気になります。これがいわゆる断捨離です。