風水は元々、古代中国において住宅やお墓などの位置を定めるために用いられた思想で、方位で判断することが非常に重要なこととされてきました。
日本で発展した風水も、方角の持つ意味を上手に活用することが大切なポイントとなっています。
特に自宅の間取りについて気にする方が多くいらっしゃいますが、実は風水の診断は旅行にも当てはめることができるのです。
他の土地を訪れることはその場所のエネルギーを吸収することでもあり、それが良いエネルギーであれば自分の運気も自然に上げることができます。
風水では自分にとって良い運気を持つ方位のことを吉方位と呼んでおり、これは自分の生年月日を基に導き出すことができます。
吉方位を知るには、まず自分の本命星を知る必要があります。本命星とは九星占術で9つに分けられた星の名前のことで、生まれた年によって必ずどれかの星に属するようになっているものです。
本命星は無料の占いサイトなどで簡単に調べることができます。一度調べて把握しておけば様々な占いに適用できるので大変便利です。
例えば昭和60年生まれの方は六白金星という本命星になります。それでは、この六白金星を例にして吉方位についてさらに説明していきましょう。
吉方位は年や月によって変化するものなので、旅行に行くタイミングの時にどの方角が吉方位にあたるのかを調べなくてはなりません。
その時の自分の吉方位を知るには九星占術の理論をしっかり学ばなくてはいけないのですが、最近では吉方位を専門に紹介しているサイトもたくさんありますので、
占い初心者の方はまずこのようなサイトをご利用になるとよいでしょう。また、その月に最適な吉方位が存在しない場合もあります。
しかし、まあまあ良い方角や特に害のない方角というものは必ずあるので、そういった方位まで細かく教えてもらえる良心的なサイトを選ぶことをおすすめします。
例えば2012年の7月の吉方位では、六白金星の方は西が非常に良い方角であるとされています。
さらに六白金星の方にとっては、西の方角は7月だけでなく2月・10月・11月も最適な方角となっています。
西の方角へ旅行へ行く計画がある場合は、この時期を選んでお出かけになると良いということになります。
また、風水ではそれぞれの方角に意味があるとされていますが、西は金運に良い方角と言われています。
他にも恋愛運や商売運が上がる方角でもありますので、自分の上げたい運気の種類に合わせて行き先を決めることもおすすめです。