日本人の多くが、そのときの流れや運勢に興味を持ち、「占い」に関心を持っています。
例えば気学では、生年月日から星を割り出し9つの星に区分しています。
そのときに、9つの星がもつ運気や吉凶を調べて占っている人が多いようです。
この9つの星を九星といいます。
九星は、古代中国から伝わり、陰陽道を通じて日本に広められました。
日本では、平安時代に貴族や宮中で多く用いられ、広く庶民に伝えられました。
九星とは、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9星となっており、それぞれがそのときの運気や性格など特徴を持っています。
その九星から割り出される運気や性格などを知って、運気アップを図りたい人のためによく用いられる占い方法に「風水鑑定」が用いられています。
風水とは、人、動物や建物にいたるまで、すべてのものに気（エネルギー）があるという考え方からできています。
自分（人）の気と相性の合う自然の気を合致させることにより開運へ導いていこうとする考え方です。
その相性の対象も、いろいろなところから割り出されています。
色、方位、年月日など数え切れない多くのものを対象にしており、生活に密着させた占いによって日常生活の運気アップをさせようとしています。
「風水鑑定」は、占いの中でも利用する方が多く、自分の生年月日がどの星に当たるかをよくご存じのようです。
年末年始には、九星別や風水などの鑑定本が多く売り出されています。
新年の運気や傾向などを詳しく書いており、「今年はこれまでと違う1年に」と思う人にはとても興味を持ちやすい鑑定法となっています。
その結果を信じるのか信じないのかは別にして、「できるだけ幸福に生きたい」と願う気持ちは皆が共通して持っているので、一度は関心を持ってみるのは良いのではないかと思います。（完璧論ではないので信じすぎるのは危険だと思いますが）
それぞれが持っている関心ごとなどに照らし合わせて、調べてみる分に関しては良いのではないかとは思っています。
