通信教育口コミ評判

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電気CADの配線パターンはもう素人では難しい

自分は電子部品の設計をやっているんですが10年前の基板設計は配線を 平面的につないで行けばよかったため、 試作などは電気CADが素人の私でも2D CADができれば何とかなったので、 AUTOCADなどで作っていました。

ここ数年で基板も多層膜になり、搭載部品の小型化、マウンターの制限から部品の 立体構造の把握、UL対応、 鉛フリー化ととても素人では難しくなったため、自分の会社ででも電気CAD専用の ソフトとオペレーターを入れました。

その作業を見せてもらう事がありますがはじめから3Dでの設計、不具合の シミュレーションまで一つのソフトででいるのでほとんどミスが起こりません。

またシミュレーションのおかげで余分な試作検証が減るので開発にかかる 時間をほかのことに回せるため、ストレスも若干減りました。

昨今3Dプリンタも 出てきましたが、手書きから進化しないと言われていた分野があっという間に 全く違うモノになってしまいました。

今後はさすがに進化のペースは落ちると 思いますが従来の設計とは全く異なるものになっていくと思いますし、 その心構えを持っていないと伝統工芸かと言われてしまいます。

今までは人による手作業によって行っていた作業を、コンピューターの力をかりて 製図や図面を描画する事が細かに正確に描画が可能になり、 処理編集などの作業が効率化され正確さの向上が可能になりました。

また手計算などの手間を省けることで設計途中の寸法や 面積の測定を効率化出来るものです。

今までに一つの図面の作成にかかる 時間を短縮出来る事で、 余裕の出た時間を他の作業に回せる利点があります。

すなわち電気CADは 人にかかるおおきい負担を減らしてくれるものなのです。

電気設備業界には設計、施工、建設、プラン、説明書などの作成に今までに かなりの労力と時間を要してきました。

しかし電気CADはユーザーのニーズにあった作業の効率化に 貢献できるものなのです。