誰でもスッキリと綺麗に片付いた部屋を心地よいと感じるでしょう。でも、忙しかったり疲れていたりして、なかなかきっちり片付ける時間や体力的な余裕がない、と感じる方も多いことと思います。
ここでは3つのポイントにフォーカスして、部屋が雑然と見えてしまう状況を解消し、綺麗に見せるためのコツをまとめてみました。
まず最初のポイントは、「床に物を置かないこと」です。脱いだ服や使いかけのもの、読みかけの本などをとりあえず床に置いたりしていないでしょうか。たとえ何か1つか2つだけのものでも、床に無造作に置かれたものはとても散らかって見えてしまいます。
とりあえず置いてしまいたくなる気持ちもよく分かりますが、ほんの少し努力して定位置に片付けるようにしてみましょう。それだけで、床の散らかった感じが無くなるので、部屋を綺麗に見せることができます。
ワンルームに住んでおられる方や、間取りの関係でリビングやダイニングからベッドルームが見えてしまう方は、ベッドをきちんと整えておくようにしましょう。ベッドはそれなりの大きさと存在感があるので、ここが整っていると部屋は綺麗に見えますし、ここが片付いていないと散らかって見えます。
脱いだ部屋着をたたみもせずそのまま置いていたり、毛布や掛け布団がずれて落ちかかっていたりすると、とても雑然として見えるので、朝5分だけ早く起きてベッドを整えてみてください。それだけで部屋の雰囲気の違いの大きさに驚かれると思います。
せっかくクローゼットや押入の収納量があっても、上手にそのスペースを使わなければ収納がしにくいだけではなく、収納したものを使うときも不便になってしまいます。そうなると「収納するのが面倒」ということになり、出しっぱなし、使いっぱなしにつながりかねません。
スペースを有効活用できるラックや収納ケースを上手に利用して、クローゼットや押入の中も綺麗に整った状態を保つようにしましょう。そうすれば自ずと部屋が散らかることを避けられることでしょう。