通信教育口コミ評判

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色の持つ意味と心理に与える影響

普段何気なく目にしている色が、私たちの心理や考え方に影響を及ぼしている、ということを意識したことはあるでしょうか。あまり意識したことはなくても、きっと具体的な例を知ると、「なるほど」と納得されるかもしれません。

生活の中で良く目にしたり利用したりする色の持つ意味と、人間の心理に与える影響についていくつかまとめてみました。

 

まず、青です。涼しさや寒さを表す寒色系の色の代表とも言えます。性別や年齢を問わず、人気のある色でもあります。冷静沈着さを与える論理的な色で、身体にも働きかけて血圧や脈拍を下げる作用があります。

集中力を上げて記憶を助ける効果があるため、勉強するときに青色のペンを使ったり、仕事部屋に青を多く取り入れたり、パソコンの画面を青系にすると、作業の効率性が上がるでしょう。

 

紫はどうでしょうか。青と赤という二つの対照的な色を混ぜ合わせるとできる色なので、とても奥が深い色です。古代から高貴な色として知られ、王族や貴族は紫色に染めた衣服を身に着けることが多くありました。食欲を減退させるという影響もあります。

芸術やファッションの分野で印象的に用いられる色だと言えるでしょう。紫色の服を上手に着こなしていたり、ファッション小物やインテリアなどにさりげなく取り入れることのできる人は、センスのある人でしょう。

 

緑は、調和やバランスを表す自然の色です。気分を穏やかにしてくれるので、イライラが溜まったり疲れたりしているときは、緑の自然がいっぱいの山や森、公園などに行きたくなるのも当たり前かもしれません。

安らぎ、安心、安定感をもたらしてくれるので、実際に身体に作用して毛細血管を拡張させ、疲れを取ってくれる癒しの色と言えるでしょう。非常口の表示に用いられるのも、安心をもたらす色だからです。

 

いかがでしょうか。ほんの3色について考えてみただけでも、人間の心理や身体に色が大きな影響を与えている、ということがはっきり伝わったと思います。上手に色を使うことで、自分のメンタルをコントロールしやすくなるかもしれませんね。